正式な発足自体は、明治(大日本帝国憲法制定と同時)からになるが実際はそれより以前から活動している。

400年前の惨劇時に現場にいた「ブンゴ」「ナガレ」「サクラ」「オウレン」の四人によってその初期体系が生まれる。
これにプラスする形で全国にあったコアを追う集団の一部が合流。
時代の変化とともに組織として形づくられていった。

各人の持つ知識や文献。それらを参考にしながらさらに全国に散らばる情報をこと細かに集めていった。

常に歴史の闇に潜み決して表立つことはない組織である。

正式な発足以降ナガレを除く三人は、コア継承者の力の制御と安定を目指すため己の修行に邁進することになる。

この組織の活動費は、国の予算の一部を不明化することで流している。(憲法裏制定という反則技)
日本国憲法制定時に上記の裏の部分を消すことが出来なかったためこれらは、現在も有効となっている。

現在組織に所属している人数は、約200人程度と少ない。

これらは、本編でも触れられているとおり侵食されていないことが条件となるためである。

その中でも特に強い力を持つものだけが幹部となることができる。
一定以下の力の持ち主は、一般生活を送りながらこの組織に属している。
反面幹部は、戸籍を剥奪したうえでこの世に存在しない状態でなければならない。


組織の目的は、コアを全て見つけ出し管理下に置くことである。

戦前は、国力増強のためにその価値を求められていた。

戦後は、軍事力を実質無効化されたうえ核兵器を持つことすら許されないこの国において隠れた脅威を生み出すためにその価値を一部の人間から求められている。


とは言っても彼らの存在は、トップシークレットであり相当な権力の持ち主でもなければ知ることができない。




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